パプテマス・シロッコは最強?!名言や搭乗機ジオの強さなど

パプテマス・シロッコとは

パプテマス・シロッコは「Zガンダム」に登場する、主人公カミーユの最大のライバルキャラクターです。

地球連邦軍政府のジュピトリス(木星資源採掘船)責任者で、軍の階級は大尉、後の劇場版では大佐でした。ジュピトリスのような木星船団の指揮官で、ジャミトフ・ハイマンからは「木星で世捨て人のような生活をしていた」とされています。

「木星帰りの男」と言われるシロッコは地球圏に戻るとジャミトフ・ハイマンの「ティターンズ」に入隊。天才的な指揮能力で次々と功績を挙げることで、ティターンズではジャミトフ、バスク・オムに次いでナンバー3ほどの存在になります。

「戦後の世界を支配するのは女性だと思っている」という主張があり、サラ・ザビアロフやエゥーゴを裏切ったレコア・ロンドのような女性たちを配下にして彼女たちを大事にしていました。

より原作者の意図を反映している小説版では天涯孤独の身で、同じような境遇のサラに対しては特別の感情を持っていて、サラを戦場で殺してしまったカツ・コバヤシに珍しく感情を露にして激怒するシーンもありました。

地球圏に戻ってエゥーゴとの戦いに参加した理由は、僻地のような木星で持て余していた才能を戦場でいかんなく発揮することだったという説もあります。

「私は歴史の立会人にすぎない」「この戦いが終わった後は恒星間旅行にでも行く」というセリフがあり、権力自体に興味はなかったように描写されていて、戦乱の終結後の政治にどれ程関心を寄せていたかは不明です。

シロッコの名シーンや名セリフ

「落ちろ蚊トンボ!」

「戦後の地球を支配するのは女だと思っている 」

「生の感情丸出しで戦うなど、これでは人に品性を求めるなど絶望的だ 」

「天才の足を引っ張ることしかできない俗人どもに何ができる!常に世の中を動かしてきたのは一握りの天才だ!」

「貴様の心も一緒に連れて行く…カミーユ……ビダン!」

劇中での活躍シーン

宇宙世紀0087年4月に木星から地球圏へ帰還。独自に開発したメッサーラのテストも兼ねてテンプテーションを攻撃したり、地球軌道上でジャブローに降下する途中のエゥーゴ艦隊と交戦し、能力の高さを誇示しました。

その後ティターンズのボスであるジャミトフ・ハイマンに「血の誓約書」という前時代的な形式で恭順を示しグリプス戦役に参戦します。

が、それは表向きの恭順だったということをジャミトフやバスクたちにも薄々感づかれていたようで、危険な存在だと思われていました。

シロッコと同じころ地球圏に帰還した、旧ジオン公国軍残党アクシズの「ミネバ・ザビ」にも忠誠を装う等、巨大な力を手中に納めんと策略を巡らせていきました。

グリプス戦役終盤、アクシズの指導者であるハマーン・カーンとジャミトフの会談がアクシズの旗艦で行われますが、ここにエゥーゴが乱入することで混乱が発生。

そのどさくさにまぎれてシロッコはジャミトフを暗殺し、これをハマーンによるものとしてティターンズ全軍に弔い合戦をけしかけ、その後はバスクも抹殺することでティターンズ全権を掌握します。

戦いはコロニーレーザーをめぐるエゥーゴ・ティターンズ・アクシズの三つ巴の戦いになりますが、
コロニーレーザーが戦闘中に発射されティターンズ主力艦隊が喪失、ジュピトリスに撤退する目前でカミーユのZガンダムと遭遇します。

ここでも最初はZガンダムを圧倒しますが、カミーユがこれまでに死んでいった仲間たちの意志を吸収することでZガンダムが超常的能力を発動させジ・Oの制御が不能になり、ウェイブライダーになったZガンダムに突撃をくらい肉体を貫かれて絶命。その寸前に青い光の思念を放ち、これを吸収したカミーユの精神を崩壊させました。

シロッコの搭乗機

使用MS一覧
PMX-000 メッサーラ
PMX-003 ジ・O

指揮した艦船
ジュピトリス
ドゴス・ギア

シロッコの性格

シロッコの性格といえば、天才的な能力を持ち他者も惹きつけるようなカリスマ性もあるものの、自分が認めないような他者は非常に傲岸になるという本質があります。そのため、上官のバスクやジャマイカンなど、ティターンズ内においても反感を買っていました。

カミーユのシロッコに対してのセリフも、シロッコの性格を表しているでしょう。

「いつもいつも、脇から見ているだけで、人を弄んで!」

「分かるまい!戦争を遊びにしているシロッコに、この俺の身体を通して出る力が! 」

このようなセリフがあり、カミーユはシロッコに対して、「おまえだけは許せない」という怒りの感情を持っていました。

なお、後の劇場版ではカミーユはテレビ版のようにシロッコの存在すら全否定するものではなく、「人間を家畜・道具のように扱ってはいけない」と諭すようにして叫んでいます。

サラ・レコアについて、「自分に有益な便利な手駒」でしかなかったのではという説もあります。

サラにはグラナダ落としに関してのアーガマへ密告、フォン・ブラウン爆破テロという汚れ役をさせ、レコアにもコロニーの毒ガス攻撃を止めず、バスクの抹殺という仕事を命じていたり、可能な限り自分の手を汚さないことで、自分の身にかかるリスクを減らしていたのではないかという説です。

サラが殺された時に珍しく見せた怒りすら、自分の役に立つ駒を減らされた事に対しての怒りとも考えられます。劇場版のカミーユとの戦いでは自身を守ろうとする霊体のサラを拒絶していたらしく、おなじく霊体のカツ・コバヤシがそのことを語っています。

シロッコは最強?

シロッコはZガンダムの主人公カミーユの最大のライバルだけあって、ガンダム作品のなかでもトップクラスの強さの持ち主として話題となっています。

カミーユと同じようにニュータイプの素質があり、深い洞察力や独自でモビルスーツを開発できるほどのメカニックの知識も持っています。パイロット能力も非常に優れ、ラストシーンをのぞいて作中では一度も大きな被弾することがありませんでした。このあたりが、シロッコ=最強という説がある証拠でしょう。

シロッコが最初に劇中において搭乗したのは「メッサーラ」というモビルアーマーです。
これはシロッコが木星で独自に開発したという試作機で、木星の大きな重力での活動を想定して設計されていて、
そのため大型スラスター・ユニットを装備しています。

特徴なのは変形が容易にできるということで、実用性も考慮している設計となっています。

ガンダムシリーズ史上で初となる変形シーンを見せたMAでしたが、
当初は変形しない航空機と人型ロボットの中間のようなMAの予定でした。
しかし、これでは「ガンダム的でない」ということになり、直立MSから変形するという形になりました。

そして、終盤にシロッコが搭乗したのが「ジ・O」というMSです。
これもシロッコが専用機として自作したMSで、
まるで相撲取りのような体型の大型機ですが、その前身には推進器が配置されており、高い機動性を
持っています。

ニュータイプであるシロッコに対応する操縦系統を持ち、
カミーユのZガンダムやハマーンのキュべレイと対等に渡り合いました。

このジ・Oとハマーンのキュべレイとの戦いでは、キュべレイの小さなファンネルの軌道を予測し、
狙い撃ちするなどの妙技を披露したシーンが大きな見所になりました。

ということもあり、ゲーム作品においてもシロッコはあらゆる能力が高いキャラクターとして登場しています。

最後のシーンの「スイカバー」

Zガンダムのパプテマス・シロッコで話題となっているのはやはりカミーユを精神崩壊させた最後のシーンでしょう。
この最後のシーン、ネットなどではZガンダムが「スイカバー」になっていると言われてネタになっていることをご存知でしょうか?

主役機であるZガンダムの最後の攻撃は、いわゆる「ウェイブライダー突撃」ですが、ネットでは「スイカバー突撃」とも言われています。

カミーユがシロッコのジ・OのコクピットにZガンダムのウェイブライダー形態で突撃し、機首がジ・Oのコクピットを突き破りシロッコに直撃しますが、このときシロッコの腹に刺さったウェイブライダーの機首がスイカバーのように見えるため、ネットで広まっていました。

このときのシロッコの顔も、どこか誇張されているためネット上ではよく話題になっています。

最近のガンダム関連のゲームでは、このウェイブライダー突撃が通常の「武器」で実装されることが多くなっています。