新しい機動戦士ガンダムの決定版！と銘打たれた「アグレッサー」
ジオン軍から逃亡した裏切りの連邦部隊＝アグレッサーに所属する少年パイロット、チェイス・スカルガードの運命は！？孤立した組織の中で彼は何を想って戦うのか！？
漫画・機動戦士ガンダム アグレッサーを読みましたのでネタバレを紹介します！
また、試し読みではなく、1～3巻分も無料で読める超お得な方法とアニメや劇場版も無料視聴できる方法を紹介したいと思います。
目次
機動戦士ガンダム アグレッサー【第3巻】あらすじ
チェイスが操るレッドライダーはダガー隊のグフと親衛隊のドムを倒した。ドムパイロットのブリックの壮絶な死…そして悪夢。
大きな危機が去り意識の戻ったチェイス、その頃、サノカオリもトラウマと戦っていた。彼女は水難事故で妹を助ける事が出来なかった…
そんな矢先、グレイブなる連邦組織から調査隊が派遣され、サノ少尉に対する尋問が目的だった。実はサノ少尉はある少女を匿っていたからだ！
グレイブの3人の男達は少女の行方を知る為にサノ少尉を拷問し拉致した。それを知ったチェイスやハイウェイはサノ少尉の奪還作戦を決行するのであった！
エルザはグレイブの1人 ハングマンと取り引きをしてサノ少尉の拉致先を知り、救出に向かうのだった！ハングマンはジオンが地球降下作戦の際に放置されたMSザクがあると教えた。
チェイスはザクに乗りグレイブのジムを倒しに出撃した。グレイブのパイロット スマイリーを倒しサノ少尉を奪還に成功した…
エルザと取り引きしたハングマンは少女と共にサイド6へと旅だった。
アマゾン川下流域、ジオンの水陸両用MS達が動き出した。彼らも必死でジャブローの入り口を捜索しているのである！
連邦軍陸戦隊がジオンのMS隊から攻撃されアグレッサー隊に支援要請が出た。
機動戦士ガンダム アグレッサー【第3巻】ネタバレ
第10話「戦争と女」
8年前…サノ カオリは水難事故で妹を失くしていた…チェイスの意識が戻り、エルザがサノに駆け寄り小声で話掛けてきた。グレイブ・ファントムと言う連邦組織が調査隊を基地に派遣してきた。
サノの命令違反を捜査しにきたのは建前で実はサノが匿っている少女が目的である！
グレイブ・ファントムとは…レビン将軍を崇拝する1人の高官が作った組織で、極秘の研究機関である。レッドライダーもその1つでペイルライダーと言う完成図もあるらしい！
子供を研究材料にして違法な連れ去りをしている噂もある。エルザはこの機関の技術者でもある。
グレイブから派遣されてきた男はスマイリー、スノーマンそしてハングマンの3人だった。
中隊長のトランブルを牽制してサノの身柄の拘束に出かけた。
サノは思った(彼らが来る前に少女を隠さなければ…ハイウェイ軍曹はどこ？)
少女をコンテナーに入れ台車に乗せてテントの外に出た…その時背後から声がした。
「サノ少尉」チェイスであった。サノはとっさに心の中で思った(この子を託せるのはもう…チェイスしかいない…そうチェイスなら きっと命をかけて守ってくれる)
チェイスがいきなり「イエスですよ。サノ少尉」何も言っていないのにチェイスは答えた。
チェイスが続けた「答えは…イエスです。何をすればいいんですか？」
サノは小声で「じ…実は その…かくまってほしい子がいるんだけど…」と言った瞬間後ろからグレイブのスマイリーが警備兵を伴い現れ、サノに同行を求めた！
この時、チェイスは初めて出撃命令が偽装されていた事を知った。その事の身柄拘束であった。
スマイリー「やあ…ごぶさただね、チェイス教官。」
そうそれはMSジムに対MS戦の指導していた時にチェイスはザクに乗りジムに乗ったスマイリーに負けた過去があるのだった…
少女の乗ったコンテナをテントの後ろに隠し蓋を開け外に出しチェイスは少女に名前を聞いた。
少女「わ…私は…ターニャ…レッドライダーの…使い捨てパイロット」
チェイスは愕然とした…
テントの中ではサノに対する尋問ではなく拷問が始まろうとしていた！スマイリーはサノを殴り、自前のアタッシュケースから拷問の道具を取り出した…
サノは思った（ターニャは絶対に渡せない！こいつら、どう見ても正規軍じゃない。グレイブから雇われた掃除人だ。）（私は決めたんだ‼︎絶対に守ってみせるって…）
更にスマイリーの拷問は増し、ハングマンはその場を立ち去った…
ターニャ（お…お姉ちゃんが何かされてるんだ…私のために…）
その時チェイスがターニャの前に現れ「このテントにいるんだ、ターニャ‼︎ オレはこれから…やるべきことをやる」
第11話「耐える力」
以前、ジオンの攻撃機に奇襲された時…倒れていたのはノーマルスーツを着たターニャだった。サノは妹のミユに似ていたのだった…
テントの中で困惑するローストン大尉！チェイスは事の次第を打ち明けたのであった。それはグレイブが違法行為を行い戦争孤児を実験台にしている事であった。
ローストンは悩んだがチェイスの言葉を理解した…
チェイス「サノ少尉には借りがあるはずです。同じアースノイドの彼女のために働く義理はあるでしょう」
その頃…グレイブのハングマンはエルザに銃を突きつけていた！
ハングマン「正体を表せ、女狐。オレも昔、諜報活動の畑にいてな…わかるんだよ。」
エルザはサイド6に暗号文でターニャの生存と確保を送信していたのである。
エルザは一気に言った「グレイブ・ファントム…犯罪者で集められた懲罰部隊…あんたも罪の免除と引き換えに汚い仕事をしているのね。」
さらにエルザはハングマンの経歴まで調べてあったのだ！動揺した隙にエルザはハングマンの銃をはらい自分が持っていた銃を突きつけた！
サノは薬剤を注射され殴られボロボロになっていた…しかし、妹を死なせた気持ちと「絶対に放さない」という強い気持ちがスマイリーの拷問に勝っているのであった。
チェイスとローストンが拷問テントに突入した時は中には誰もいなかった…
「行き先は知ってるぜ、チェイス・スカルガード」と声をかけてきたのはハングマンだった！
エルザは息を切らせながらやってきた。「チェ…チェイス‼︎この人は信用していいわ… 本当よ‼︎」
チェイスは内心、信用していなかった！
ローストンは「とにかくこの４人で内密に処理するんだ‼︎ヘタすれば、隊が内乱罪でグレイブに訴えられて潰される‼︎」
その時、「オレに考えがある…オレが連邦内で汚れた仕事をする時に…最後の手段として残しておいた切り札だ…」
チェイス「やりますよ、どんな汚いことでも… それで少尉が救えるなら…」と目を光らせた！
ハングマンが案内したのはジオン軍が地球降下作戦で降下失敗したカプセルだった！
その中にはMSのザクが含まれていた…スマイリーとスノーマンはグレイブの民間施設に移動中だった！彼らのトレーラーはMSジムを乗せて走ってる矢先に爆音が！それはザクに載ったチェイスだった…
チェイス「まさか、またこの服を着て戦うとはな… 今…この瞬間だけは…オレはジオン軍人だ…」スマイリーはジムを起動開始しスノーマンに援軍の要請をするように言い、サノ少尉を早く施設へ連れて行くよう促した！
第12話「逆襲」
連邦基地ではトランブル大尉が慌てながらローストン大尉の元に走り寄った！グレイブから連絡があり支援の要請を伝えたが、出撃まで15分はかかると言われトランブルは憤慨していたが…
03中隊の連中に取り囲まれ尻尾を巻いて行ってしまった！
ローストン（わずかだが…時間は稼いだぞ、チェイス・スカルガード‼︎後は…お前の腕次第だ‼︎）
チェイスは岩石に身を隠しながら考えていた（ザクは古い…スマイリーは嫌な奴だが腕は悪くない！接近戦に持ち込めばこっちに勝機はあるはず）
チェイスはザクのパイロットは新兵だとスマイリーに思わせ油断させようと考えた！そしてチェイスはオープンの無線チャンネルでジオンの援軍要請を行った！
「こちらの作戦コードはゼブラ03!!ゼブラ03!!」
サノ少尉は無線の声がチェイスだと悟った…（チェイスが来てくれた‼︎ターニャは安全だわ…）
ジオンの援軍が来る前にザクを始末した方が良いとスノーマンに言われスマイリーは本気になりだした。スマイリーのジムは一気にジャンプして攻撃してきた！
ザクとの距離が縮まった時、チェイスは的外れなところを撃った…それは山の斜面の岩肌にバズーガ弾を仕込んであった！斜面は爆破し岩が崩れジムに襲いかかったのだ！
動けなくなったジムにチェイスはトドメを刺そうとした時、炸裂音がしてザクバズーガは破損した。それはスノーマンがロケットランチャーを撃ったからである！
スマイリーは恐怖で失禁してしまい自尊心がズタズタになり怒りが爆発しザクに襲いかかった…ジムの射撃は外れザクは一気にショルダーアタックをした！
第13話「この世はすべてクソったれ」
2時間前…アグレッサー基地 エルザはハングマンに銃を突きつけていた…
エルザ「取引をしない？」「このまま私を見逃せば…ターニャと一緒にあなたもサイド6へ政治亡命させてあげるわ。」
エルザは説明した…グレイブはいずれ汚れ仕事の彼らを殺しにくる。エルザの力でサイド6で新しい人生を送れると…
「その話、乗った。」とハングマンは呟いた！
ハングマンはターニャをジープに乗せ走ったいた…
ハングマンはターニャに言った「今…あの山の向こうで１人のバカが戦っている…お姉ちゃんを取り戻すためにな。」
「ザクごときがあああ‼︎」スマイリーはジオンの新兵に怒りをあらわにしていた！マシンガンを撃ったが間わいを取られザクのヒートホークがジムのマシンガンを2つに切り裂いた。
チェイス「お前は、ここで殺す！」スマイリーはザクの性能ではなくザクのパイロットの腕に恐怖を覚えていた…
「スノーマン‼︎返事しろ‼︎携帯ミサイルはあと1つあるはずだ‼︎オレを援護しろ‼︎」と断末魔の絶叫声をあげた。
スノーマンはロケットランチャーを構えた！サノは必死に体を動かし立とうしていた（神様…私に力を…）
サノは全力でスノーマンにタックルした。ロケットランチャーはザクに当たらずあさっての方向に飛んでいった！それにはスノーマンは怒り、サノを殴る蹴るの暴行をした！
その一瞬をつき、ジムはザクに突撃してきた。しかし、ザクはその動きを交わし、ヒートホークでジムの足を斬り立てなくした…
チェイス「あの時…オレがジャブロー最終訓練デモで負けたのは上からの命令だ… ジムパイロット生の士気を高めるためにな…」
スマイリーは愕然とした…その時、ザクのヒートホークがジムのコクピットめがけ振り下ろされた！
チェイスはサノのいる方向を見た！スノーマンが拳銃を抜きサノを狙っている‼︎
チェイス「やめろ‼︎ 何するつもりだ‼︎」
サノ（チェイス…）
その時、銃声がした‼︎
サノ「何？こっこの血… 私のじゃ…ない…」と思った瞬間、スノーマンがドタンと倒れこんだ！
「見たか？チェイス。1000ヤードから1発で仕留めたぜ。オレの腕もまだまだ鈍っちゃいねェだろ」その無線の声はハイウェイ軍曹だった！
オープンチャンネルでのゼブラ03はかつての作戦コードであった！それを聞いたハイウェイが支援に来たのである！
チェイスとサノは再会する事が出来たのである…
第14話「生きて帰れよ。」
ハングマンがターニャを連れてきてサノとターニャも再会できた。ハングマンはスマイリーとスノーマンと共に死んだ事にさせてターニャと2人でサイド6へ旅立つ事のなった！
その夜…エルザはレッドライダーをメンテナンスしながら考えていた…サノやローストンには自分がスパイだと気づかれてないのにハングマンとチェイスにはバレたのか？
ハングマンには取引材料があったがチェイスにはそれはない…かといって殺すことなんて…例えば、コクピットに細工して…と思った瞬間
「別に恨みはしないよ。」と話してもいなかったチェイスが声をかけてきた。エルザは驚き慌てた！
チェイスはエルザに言った。サイド6は武力もなく情報戦でジオンと連邦と渡り合う方法しかなく、エルザの本心でスパイをやっているわけではないと…
チェイス「大切な事は戦場で君が何度もオレの命を助けてくれた事実さ。」
エルザ（バカ…あなたを救ったのは…価値あるレッドライダーのデータのためよ…）
アマゾン川下流域
連邦軍のMSジムは振動センサーの警報でパトロールに出ていた。慎重に河川敷を調べていた…その瞬間、水面からビームが発射され1機のジムは倒れ、
もう1機のジムは慌ててマシンガンを構えたが水面から2機の水陸両用MSのズゴックとゴックが現れた！一瞬にしてゴックの爪がジムのコクピットに突き刺さった！
ゴックパイロット「常に狙うは、パイロットのみ…」「マクシミリアン大尉」と
ズゴックのパイロット「よくやった。ガーランド。これで追撃してくる連邦部隊の存在を確認できた。」
ジャブロー探索部隊はダガー隊をはじめ事ごとく撃破された…マクシミリアンは情報漏れを疑っていたが、それも利用する価値があると判断して作戦の継続続行を決定した！
その頃、アグレッサー部隊と03中隊は和解とも言える宴の最中だった…ローストンとハイウェイは語り合っていたが、いつもの如く乱闘が始まった！
ローストンはハイウェイの個人資料を読んでいたがそのほとんどが機密扱いだったと言った。
ローストン「戦場でサノ少尉の父親の艦を、沈めたということ…」
サノは基地司令所のテントでトランブルに抗議をしていた…
サノ「アグレッサー部隊を今から向かわせるですって？」
トランブル「本部からの命令だ」と軽くサノをあしらった！河川ルートで04と05部隊が奇襲を受け救護信号を送ってきたのである。さらにサノは抗議したがトランブルは聞く耳を持たなかった！
トランブル「私はこれから本部へ赴いてアグレッサーへの増援交渉するつもりだ。現場は上級士官である君に指揮をゆだねる…やってくれるな？」
サノ「つまり…あなただけ逃げるんですね…とランブル中隊長…」と言った瞬間とランブルは激昂した！
アマゾン流域では激しい戦闘になっていた！ジオンの水陸両用MSはあっと言う間にジムを倒し連邦軍は大勢の負傷者を出していた！
アグレッサー隊と03隊が乱闘をしている最中、ローストンの大きな声で乱闘はシーンとなった…
ローストン「トランブルは？あのボケはどこだ？」
サノ「中隊長はヘリでジャブローに戻りました…私が指揮します。」
ローストン「た…戦う余力が残っていないアグレッサーに…また戦えだと？誰がそんな」
ハイウェイ「ま…オレ達が本部に愛されてないのは確かですな。」
サノは大きな声でアグレッサー隊員に出撃の指示を出した‼︎
チェイスを殴り合っていた03隊員は「チェイス‼︎生きて…帰れよ。オレは…まだテメェを…まったく…殴りたりてねェ」
チェイスは口から出血しながらニコリを笑い背を向けて出撃準備にいった！
機動戦士ガンダム アグレッサー【第3巻】感想
サノ・カオリが命をかけて守った少女ターニャの話はとても切なくある種の感動を覚えた。かつて事故で亡くした妹と重なり合い絶対に守ると言う気持ち！
そして、連邦軍の秘密組織「グレイブ・ファントム」の存在、そしてエルザのスパイ疑惑、ハラハラドキドキの3巻だと思います！
初めて出てくるニュータイプと言う言葉、実は連邦も研究してるんじゃん！って言ってやりたのですが、軍隊なら当たり前の話ですね！
サノを奪還すべくジオンのカプセルやザクに乗るチェイス、ジムを操るスマイリーに怒りの鉄拳を下すところなどとても爽快であったと思います。
この頃、ブライト率いるホワイトベースはジャブロー入りする寸前か入った直後だった思います。おそらくマットアングラー隊のシャアも近くにいたのでしょう！そう考えると結構面白いですね。
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まとめ
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